大阪名物「赤川鉄橋」が最後の日を迎える～JRおおさか東線延伸に伴う

赤川鉄橋が役目を終える

平成25年10月31日（木）遂に赤川鉄橋の人道がその役目を終えました。
人の真横を貨物列車が走り抜ける、全国でも珍しい橋で、鉄道ファンの方々にも人気だったようですね。
旭区や都島区と東淀川区を結び、歩行者にはありがたい鉄橋でした。

JRおおさか東線の延伸

ただ、近年は鉄板が敷かれていたものの、数年前までは木製の橋だったため、その床板から隙間から水面が見えるかなりスリリングな橋としても有名でした。

大阪市には代替の橋を作る予算もなく、赤川鉄橋の代替は1キロも離れた菅原城北大橋。
迂回にしては遠すぎるような…

そもそもなぜこの赤川鉄橋の歩道がなくなるのか？
それは「JRおおさか東線」の延伸があります。
「え？なにそれ？」という感じの市民の方も多いと思います。
現在の路線を見てみます。

現在の路線

放出駅（大阪市・鶴見区）：JR学研都市線と接続
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高井田中央駅（東大阪市）
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JR河内永和駅（東大阪市）：近鉄奈良線と接続
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JR俊徳道駅（東大阪市）：近鉄大阪線と接続
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JR長瀬駅（東大阪市）
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新加美駅（大阪市・平野区）
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久宝寺駅（八尾市）：JR大和路線と接続

大阪市の周辺をぐるっと周る路線なので、
「大阪外環状線」という仮称で工事が進んでいたようです。

これがなんと新大阪や北梅田まで延伸するというのです。
このため、貨物だけなら単線で良かったのが、
延伸で旅客線を通すために複線にするので、
赤川鉄橋の人道がなくなっちゃうんだそうです。

その延伸プランがこれ。

延伸プラン

北梅田駅（仮称）（大阪市・北区）：JR京都線・JR神戸線・JR宝塚線・大阪環状線と接続
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新大阪駅（大阪市・淀川区）：JR山陽新幹線・JR京都線・地下鉄御堂筋線と接続
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西吹田駅（仮称）（吹田市）
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淡路駅（仮称）（大阪市・東淀川区）：阪急京都本線・千里線と接続
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都島駅（仮称）（大阪市・都島区）※地下鉄都島駅からは離れているそうです。
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野江駅（仮称）（大阪市・城東区）：京阪本線・地下鉄谷町線と接続
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鴫野駅（大阪市・城東区）：学研都市線・地下鉄今里筋線と接続
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放出駅（大阪市・鶴見区）：JR学研都市線と接続

最終的にはうめきたエリアへ延伸

これはすごいですね。
ほとんどが接続線のある駅というのが便利そう。
新大阪が終点かと思いきや、グランフロント大阪のある「うめきた」あたりが終点なんだとか。
わざわざ新大阪から「うめきた」までぐにゃっと戻る感じなんですね。

淡路駅は近所なので、工事で激変してるのを見ます。
高架化の工事が進んでいます。

完成予定は2018年（平成30年）とのこと。
まだまだ先と思ってましたが、今年が平成25年なので、あと5年。
5年なんてすぐですよね。
でも全く想像がつかないです。
上の息子が8歳、小学校入学してる！