「終活男子」?~エンディングノートは法的にも確実に!
日経新聞に最近注目されている「終活」のことが載っていた。
「終活」やら、「終活男子」やら相変わらず安直なネーミングには辟易してしまうのだが・・・
やっている行為はぜひやっておきたい行為なのだ。
そもそも「終活」とは万一の場合に家族や周囲に伝えたいことを残す行為で、実は年齢は関係ない。
- 重い病気になったらどんな治療をする?
- 葬式はどんな葬式が良い?誰を呼ぶの?
- お墓はどこに作る?どんな埋葬方法が良い?散骨?
- 残された人たちにどうして欲しい?
いわゆる「エンディングノート」に記入していくのだ。
「エンディングノート」も最近ブームで、書店にずらりと並んでいる。
昨年秋には映画「エンディングノート」も公開されたというのだ。
その「エンディングノート」には結構ハッとするような項目ばかり。
「財産」「相続方法」「終末医療方法」結構重い内容。
重い内容だけでなく「生い立ち」「知人関係」そして残される人たちの感謝の言葉まで。
もし未婚であれば保険会社とか持っている金融機関とかもすべて洗いざらいにしておいた方がよいかもしれない。
死は準備して訪れるだけでなく、突然訪れることもあるからだ。
だから、この「終活」に年齢は関係ない。
だが、一番気になるのは定年を迎えた世代ではないだろうか?
「終活男子」なるあまり良いとは思えない言葉が出てくるのも、こういったことを考えるきっかけになるのであれば良い言葉にも思える。
ただ、「エンディングノートを書くつもり」がこの世代で半数以上を超えたのに、実際に書いたのは1%未満だというのだ。
でも、書くつもり男子の皆さんは、やっぱり書いた方がいいんですよ。
ただ、法的拘束力はないので、エンディングノートを書いたのであれば遺言書にまでステップアップしましょう。
姉妹サイトの「町の遺言屋さん」にじっくり書いていますが、残された人のことを考える意味でも残すべきなのです。
自分が死んだ後に財産争いが起きたら・・・なんてことも視野に入れると、やはり書いた方がいいのです。
遺言書といてもタイプはいろいろ。
自分で書くものもありますが、遺言書にもルールがあって、ルールにのっとらないと法的に無効になります。ここ、注意です。
京橋事務所では、自分で書く遺言(自筆証書遺言)や公証役場で自分が公証人に内容を口述して公証人が作成し、公証役場で保管する遺言(公正証書遺言)などに関する司法書士によるアドバイスやサポートを行っています。
たとえば、遺言書添削サービスは全国郵送郵送OKで、5,250円~。
自分で書く遺言はせっかく書いても法的に無効になることも多いので、ぜひ利用したいサービスです。
自分で書いた遺言からさらに法的に確実な遺言にステップアップさせることだってできるんですよ。
初回相談無料なので、ぜひ一度京橋事務所にご相談ください。