来春の大阪市小中一貫校が定員割れ?~東住吉区・東淀川区のスーパー小中一貫校
大阪市立の小中一貫校が開校していたのはご存知でしたか?
概要は大阪市の募集パンフレットをご覧ください。
すでに開校している1校が「やたなか小中一貫校」(東住吉区、昨年春開校)。
もともとの矢田南中学校区の小中学校が併合して開校したもので、
校区内の人は入学可能でした。
その小中一貫校が、来春1校増えます。
それが「むくのき学園」(東淀川区、来年春開校)。
中島中学校区の啓発小学校と中島中学校の併合によって開校するので、
その校区内に住んでいれば入れます。
この2校ですが、来春から全市内から入校可能となります。
本来は、小中学校入学時の小学校1年生・中学校1年生が対象なのが、
初年度のみ平成26年度に小1~6年生、中1~2年生になる生徒が対象とされます。
すでに募集は締め切られていますが、定員割れを起こしているそうです。
どんな学校かと言うと、
9年間の「スーパー小中一貫校」
小1からの英語学習
生徒1人1台のタブレットパソコン配布
小学校で教科担任制を一部導入
タブレットパソコンは「iPad」のようです。
これを見る感じでは、公立なのにこんなに贅沢なの?
という感じですが、募集はあまり集まらない結果に。
やたなか小中一貫校
1~8年生の定員計323人に対し、応募は17人。
4、5年生はゼロで、1年生でも7人。むくのき学園
8学年(定員343人)の応募者は117人。
1年生は、定員(24人)を超える34人の応募。
この原因として、やたなか小中一貫校は駅から遠いことが要因、
むくのき学園は1年生は集まっていることから、転校に対する敬遠がありそう。
確かに、近所の子供と遊びたい年ごろにわざわざ転校させてまで、
という思いは大いにありそうな気がします。
しかも通いにくい場所にあれば敬遠されるのは仕方ないですね。
他にも様子見、というのもありそうです。
平成27年には西成区にも小中一貫校が開校予定。
どうなるでしょうか?
橋下市長のお手並み拝見です。