2020年4月に吹田市が中核市に移行しました
「中核市」とは?
「人口20万人以上」の要件を満たす政令指定都市以外の規模や能力などが比較的大きな都市のことをいいます。中核市になると、事務権限が強化され、できる限り住民の身近なところで行政を行なうことができるようになります。
吹田市が中核市に移行したことによる影響は?
令和2年(2020年)4月1日、吹田市は中核市に移行しました。
(吹田市ホームページより)
今日からは市が保健所を運営するとともに、環境、都市計画など幅広い分野の事務を市が担います。これまで以上に、市民の暮らしをしっかりと支える施策を着実に進め、誰もが安心して健やかで快適に暮らし続けられるまちを目指します。
吹田市内のみで産廃物収集運搬業:吹田市に申請
産業廃棄物収集運搬業の許可申請にも影響があります。
他者から委託を受けて、産業廃棄物の収集・運搬を行う場合、業務を行おうとする区域(産業廃棄物の積み場所・卸し場所)を管轄する都道府県知事の許可を受けなければなりません。
例えば、大阪府内で(特別管理)産業廃棄物の収集運搬を業として行う場合、大阪府知事へ許可申請を行い、許可を受ける必要があります。
なお、収集・運搬を業として行うには、積み卸しを行う区域を管轄する都道府県知事等に限り許可を受ければよいので、通過するだけの場合は、都道府県知事等の許可を受ける必要はありません。
1つの政令市内(大阪府内では、大阪市・堺市・東大阪市・高槻市・豊中市・枚方市・八尾市・寝屋川市・吹田市)のみで産業廃棄物収集運搬業を行う場合は、政令市長へ申請を行い、許可を受けなければなりません。