建設業における安全確保と一人親方問題対処の新法が16日に施行されます
建設業作業者の労働環境改善のために
2016年12月に議員立法で成立した「建設工事従事者の安全及び健康の確保の推進に関する法律」。
長い名前ですが、要は建設業作業者の労働環境改善を目的としたもの。
建設業における重大な労働災害の発生状況等に鑑み、建設工事従事者の安全及び健康の確保を推進するため、公共発注・民間発注を問わず、労災保険料を含む安全衛生経費の確保や一人親方問題への対処等がなされるよう、特別に手厚い対策を国及び都道府県等に求めるもの
(参議院法制局ホームページの「建設工事従事者の安全及び健康の確保の推進に関する法律案の概要」より)
施行日は2017年3月16日
特に個人事業主の「一人親方」への安全対策の改善が見込まれます。
2015年の建設業作業者の死亡事故は年間で327人だったそうです。
施行日は2017年3月16日です。
建設業界の人材不足や、高齢化の進む中で、労働環境が良くなれば、人材が確保できるかもしれません。