大阪市で塾代が1万円分まで無料になる？～塾代助成事業が大阪市内全域に拡大
※以下の内容は記載内容を保証するものではありません。
必ず、大阪市塾代助成事業のホームページでご確認ください。
平成24年度に西成区で試行されていた
大阪市の塾代助成事業ですが、
今月から大阪市内全域に対象が拡大されました。
概要を見てみます。
大阪市塾代助成事業
助成対象者
大阪市に居住し、市立中学校、市立特別支援学校中学部又は府立特別支援学校中学部に通学している生徒の保護者のうち、「大阪市児童生徒就学援助制度」の被認定者又は生活保護受給者
助成額
月額1万円上限
利用先
本事業に、参画事業者として登録された学習塾及び文化・スポーツ教室
つまり、市内の中学生全員が対象ではないということです。
目的が「家庭の経済事情が学習環境に影響を与えない」ように始めた事業ですから仕方ないかも。
この対象の家庭が「申請」しなければなりません。
これが西成で試行時に伸び悩んだ原因のトップ3の1つでした。
西成区では4割にも届きませんでした。
認定されると「塾代助成カード」というのを渡されます。
このカードには顔写真を貼り付けることになっています。
これを提示して使用するという流れになります。
（大阪市塾代事業ホームページより）
「塾代助成」とはいえ、いわゆる「おけいこ」も大丈夫です。
公文式やパソコン、ダンス、ギター、空手なんかのスクールも対応してます。
ただし、行きたい塾やおけいこがこの事業に対応していないとダメです。
夏期講習や冬期講習のために7・8月と12・1月のみは、
2ヶ月合わせて20,000円利用できるようにもなっています。
この塾代助成に対応している事業者に関しても注意。
「塾代助成カード」が利用できる旨の告知をする塾も現れるでしょう。
ただし、大阪市が内容や品質・安全を保証しているわけではないので、
そういう表現をしている塾があれば要注意です。
